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2020年12月16日

歯周組織再生療法とは?


歯周組織再生療法とは、歯周病で溶けてしまった骨を回復させることを目的として行います。

*歯周病とは?

このように骨が溶けて歯ぐきが下がることを歯周病といいます。

歯周病と虫歯の違いについて

虫歯・・・”歯”そのものが破壊されていく病気
歯周病・・・”歯を支える周りの組織”が破壊されていく病気

歯周病には軽度~重度とさまざまなレベルがありますが、
自分で気づかない軽度の歯周病も含めると、5人中4人以上が歯周病にかかっているといわれて
いるのが現状だそうです。
この歯周病は歯を失う最も大きな原因といわれています。

*歯周病はどうして起こる??

歯周組織は、歯肉(歯茎)と歯槽骨(歯を支える骨組織)・歯根(歯の根元)を覆うセメント質・歯根と歯槽骨をつなぐ歯根膜からなっており、歯を
正しい位置にしっかりと固定・付着するための強固な構造を備えています。
しかし、日頃の歯磨きが不十分で、歯と歯肉の間に細菌が住み着いて、歯垢(プラーク)が溜まると、そこに炎症が引き起こされます。これが、歯周病への一歩です。

歯周病が進行すると??

歯周病になっていても、最初のうちは自覚症状がありません。鏡でも気づかないと思いますが、
日がたつにつれ、そのうち歯肉が赤くなったり、腫れたりします。プラークが石灰化し、歯石になると、自分では取り除けなくなり、
歯周病が悪化してしまいます。歯周病の悪化とともに歯と、歯肉が付着している部分にすきまができます。その隙間を歯周ポケットといいます。
この歯周ポケットの値が大きく歯周病と関わってきます。
炎症が歯肉の内部に進行すると、歯根膜や歯槽骨が破壊され、歯を固定する力が
だんだん弱くなり、歯が支える部分がなくなっていきます。
この状態のまま放っておくと、ついに歯を失うことになります。

*歯周病の治療法は?


先程お伝えしたように歯周病には軽度から重度までさまざまです。
歯周病が軽度の場合は、歯や歯の周りを清潔に保つ治療を続けることでなおすことができます。
ですが、炎症が歯肉の奥まで進行し、歯周組織が大きく破壊されている場合は、歯周組織を回復するための歯周外科手術が
必要になります。

代表的な歯周組織再生療法には、次のようなものがあります。

〇骨移植    (自家骨移植、他家骨移植、人工骨移植があります)
〇エムドゲイン (骨を作るかも?と言われている薬剤を使う方法です)

エムドゲインゲル(EMD)はスウェーデンのビオラ社で開発された歯胚組織を使用した新しい歯周組織を使用した新しい歯周組織再生材料です。
主成分は子供のころ歯が生えてくるときに重要な働きをするタンパク質の一種です。現在の下顎水準に基づく高い安全性確保の元、
幼若ブタの歯胚から抽出精製したもので世界44ヵ国以上で使用されています。

当院でもエムドゲインを使用する歯周組織再生療法を積極的に行っています。
今回は、実際に当院でエムドゲインを使用した歯周組織再生療法についてご紹介します。

この方は、この後、矯正をし補綴をし、最終的にはこのように歯と歯ぐきの間の隙間もほぼなくなり、美しい口腔内になりました♪

包括治療が終わった後の状態です♪

歯周組織再生療法は歯肉を切って骨を露出させる必要があるので、ほとんどの場合、歯周外科治療と同時に行います。

治療が成功するかどうかはどの方法を用いて治療を行ったのかということよりも、スケーリング・ルートプレーニングによって感染物質が徹底的に除去できているかどうかや、毎日のプラークコントロールがしっかりとできているかどうかなどがポイントとなります。

2020年12月15日

さぶり歯科は全国的にトップレベルの技術水準を誇る歯科医院です


キーワード【歯科 最先端治療 包括 セカンドオピニオン】

こんにちはさぶり歯科です。
さぶり歯科では通常の歯科医院では治療困難といわれるほどの難しい症例でも、エビデンスに基づく包括的かつ専門的な治療を行うことにより、理想的な歯科治療を提供することができると自負しています。是非ともクオリティーの高い歯科治療、難易度の高い治療をご希望の方はお気軽にご相談ください。

セカンドオピニオンであっても、カウンセリングを通じ、
最高の治療方法を提案させていただきます。

・包括歯科治療の重要性

究極の歯科治療の目標は、単に痛みや不快感を除去するだけでなく、

  • 見た目の美しさを達成し、
  • より快適に咬めるように治療し、
  • 良い状態を長く維持すること が、必要です。

当院を受診する患者さんは、多くの場合本人は自覚していないが、精密検査を行うと、歯周病、咬み合わせの不良、顎の骨が変形している、以前処置を行った部分が壊れている、等多くの問題が併発していることが非常に多く認められます。

勿論すべての問題を同時に解決するためには、複雑で専門的な技術が必要となり、相当の治療期間と費用が必要になります。精密な検査を行ってすべての問題点を把握することは重要ですが、現実にはあえて積極的な治療は行わないで、専門的メインテナンスだけ続けて、どうしても必要な時期になったら本格治療に移行するという選択も重要となってきます。

完璧な口腔内の健康を求めると、歯周病治療、インプラント治療、矯正治療、修復治療の専門技術を組み合わせた包括治療が必要です。つまり、外科処置とクラウン・ブリッジによる修復治療を合わせた総合治療の必要性が生じます。

・包括歯科治療(inter-disciplinary Therapy)の流れ

  • 初診・応急処置
  • 精密検査
  • カウンセリング(個別の希望などについての相談)
  • 治療計画の立案と契約(治療方法・期間・費用の相談)
  • 歯周病の基本治療(ブラッシング指導、歯石除去、仮歯等)
  • 特殊な専門技術(歯周外科・インプラント・特殊矯正治療)
  • 精密修復治療(審美的精密セラミック修復治療等)
  • メインテナンス(治療終了した状態の長期定期維持管理)

基本的には年単位の治療期間が必要で、
上記の手順で、段階的に治療を進めていきます。治療内容や機関に関しては、
ホームページ内の症例もご参考にしてください。

・さぶり歯科がトップレベルである根拠

当医院の歯周病治療・インプラントの技術水準は世界的にも高い評価を得て、世界的にもトップクラス、東海地区ではNo1の実力であることが証明されました。

1開業以来、米国専門医を手本にした患者中心主義の医院運営を実践する
2積極的に国内外での学会発表、講演活動を行い高い評価を得ている
3学術論文掲載等、執筆活動の量とその内容が高く評価されている
4日本で最高峰の歯科研修期間(JIADS)の講師として活躍している
5日本歯周病学会、日本臨床歯周病学会指導医として活躍している
6地元でスタディグループ(ESC)を主催し、若手歯科医の教育にも活躍している
7地元大学病院とも密に連兼し、情報交換を積極的に推進している
8国内外の権威のある歯科学会にすべて所属し、研究活動を実践している

・インターディシプナリー歯科治療とは

米国の一部の専門医集団には、最先端で高度な専門治療を行う歯科医が連携を組んで一人の患者さんを理想的な治療結果を得るためにコラボレーションするというシステムがあります。日本の現状では今のところ困難ですが、当医院ではこれらをさらに発展させ、他の専門医ともコラボして理想的な治療を追求しています。重要なのは院長が総合的な専門分野全体を研究し十分理解したうえで総合治療(包括歯科治療)のコーディネーターとなり、特に外科処置については無痛治療を行うための麻酔専門医や、複雑な矯正治療を行う専門医、難しい根管治療を担当する歯内療法専門医、全身麻酔が必要な外科処置は大学病院口腔外科に依頼するなどの協力体制をとり、積極的に包括的な専門治療を駆使することを重要視しています。

これはよく見かける難しい治療は単に大学病院に紹介するということではだめで、一生涯口の中の安定と健康を保ち、いかなる問題も解決し、理想的な審美性・機能性・永続性と安定性を達成する動的治療を完成し、その後もメインテナンスを通じてよいコンディションを永久に維持して頂くサポートを最大限させていただくことを目標に掲げています。

・さいごに

誰でも、手術を含む大掛かりな治療は避けたいと思います。しかしながらさぶり歯科では、これまで相当複雑で重症な問題があるかんじゃさんを多く手掛けてきましたが、どなたも悩んだあげく決断し、最終的には満足の行く理想的な口腔内を手に入れることができました。

更に「美しいスマイル(笑顔)」が蘇るということは、人生全般が成功するためにも重要な要素であるとさぶり歯科では考えています。

今後は日本での最高の笑顔を求めて歯だけではなく歯を支える骨や歯肉の健康と美しさを整える治療の重要性が高まってくると思われます。 さぶり歯科では、歯肉の調整や再建を行うことで、素敵な笑顔がいつまでも維持できるように取り組んでおります。お悩みがある方はぜひご相談ください。