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2024年4月23日

6月・7月の診療日


こんにちは!さぶり歯科です!

6月は休診日が少しイレギュラーとなりますので、よろしくお願いいたします。

重度歯周病や他院で抜歯と診断された歯のセカンドオピニオン、歯肉退縮で悩まれる新患の方が

最近多く来院されます!

当院では、しっかり精密検査をして

後日人間ドッグの歯バージョンのように時間をしっかり使って説明いたします。

お気軽にご連絡ください!

引き続きよろしくお願いいたします。

2022年12月4日

プラットホーム・スイッチング


みなさんこんにちは!

前回のブログでさぶり歯科のインプラント治療についてお話をしました。

今回は、そもそもインプラントはどんな構造をしているのか?インプラントと骨の関係なども詳しく説明していきます。

インプラントは、一般的に

  • フィクスチャー(人工歯根)
  • アバットメント(上部構造の土台)
  • 上部構造(人工歯冠)

この3つのパーツからできています。

フィクスチャーと呼ばれる歯根の部分とアバットメントと呼ばれる土台の部分が連結している部分を「プラットホーム」といいます。

今日の本題である、プラットホーム・スイッチングとは

フィクスチャーとアバットメントの連結部で、アバットメントの外形がフィクスチャ―より一回り小さくなっている構造のことをいいます。
見た目はプラットホームがくびれているように見えます。

重度の歯周病で歯を支えている周りの骨が十分に場合や、虫歯が大きく残存歯質量が少ない場合、その歯は、抜かなければなりません。抜いた後、歯がないところにインプラントをすることが多いですが、インプラントを埋入するときも、周りで支える骨の量が重要です。

骨が少ないところに、インプラントを埋入しても支える骨が少なく安定しません。よって長期的な予後は望めなくなります。

十分な骨量を確保するために必要なのは、「プラットホーム・スイッチング」です。

インプラントの一次手術(フィクスチャーを埋入する手術)の際に十分な骨量が必要になりますが、埋入すると最初の1年で1~1.5mm骨が下がってしまいます。1年後からは、1年で0.1mmずつ生理的にさがってしまいます。

この骨を下げないために、当医院では、プラットホーム・スイッチングのあるインプラント扱っています。

プラットホーム・スイッチングのインプラントにすることにより、フィクスチャーとアバットメントの連結部分のくびれのところまで骨をつくり、下げにくくします。

なぜ、くびれているだけなのに差がでるのか?

それは、このくびれで噛んだときの振動が吸収され、インプラントと骨に直接的な振動が伝わらないことにより、骨吸収が起きにくくなっています。


また、このくびれ部分が粘膜で覆われるため、歯肉の厚みが増え、その結果、血流量も増えて、細菌に対する粘膜の抵抗力が増えるという利点もあります。

歯肉の厚みも増すので、見た目も美しいインプラントが実現します。

歯肉は年を重ねるごとに生理的に少々下がってしまいます。十分に歯肉があるということは、そういった生理的な歯肉の退縮があっても、対応できます。

また、インプラント治療が完了してもそれで終わりではありません。

インプラントは、ご自身の歯ではないため、生体防御機能(もともと人が持っている病気に対する抵抗力)が失われます。

インプラント周囲炎(インプラントの周りの骨が吸収されること)にならないために、メインテナンスを行い、早期発見・早期治療をしましょう。

同時に、セルフケアも大切です。どれだけメインテナンスに通っていても、普段の歯磨きが十分にできていなければ意味がありません。

セルフケアとプロフェッショナルケアの両方がうまくいかないと完成形を保つことができないのです。

メインテナンスでは、クリーニングと一緒にセルフケアのサポートもしていきます。

当医院ではロンジェビティー(治療の永続性)を目指して治療をしています。

どれだけお費用をかけて治療しても長期的な予後が望めないと治療をした意味がありません。治療して治したものを一生使えるように治療内容はもちろんのこと、治療後も長くサポートしていけるように努めています。

無料カウンセリングをご希望の方は気楽にお電話ください。

メールでも無料カウンセリングのご予約を承っています。→https://www.excellent-dental.com/appointment.htm

2022年12月3日

ソケットプリザベーション


こんにちは!

皆さまはソケットプリザベーションという言葉を聞いたことがありますか?

今回は、インプラント治療をするときや、審美補綴治療(ブリッジ)をするときに大切なソケットプリザベーションについてお話しします。

歯周病や虫歯など何らかの理由で抜歯の診断を受けた歯があります。

インプラントをするにあたってその歯をまず抜かなければなりません。

抜歯をすると、歯があった場所に「穴」があいてしまいます。

抜歯をした周りの骨は、傷口が治るにつれてその周囲の骨が吸収してしまい、痩せて薄くなってしまいます。肉眼で見るとそこだけ凹んだ状態になってしまいます。

欠損補綴をインプラントにする場合、インプラントを埋入したいところに十分に骨がないと、インプラントは埋入することはできません。また、インプラント埋入後もどうしても骨は、吸収してしまうため、骨を足して、十分な骨を獲得し、凹みを防がなければなりません。

ブリッジの場合、骨が少なく凹んだ部分が大きいと、ポンティック(ダミーの歯)を大きくしないといけません。

ポンティックが大きくなると、被せ物と歯肉の境目のラインが他の歯と合わなくなり、見た目が悪くなります。

骨量を十分に確保するためには、骨が痩せて薄くなる前に処置しておく方が負担は少なくてすみます。

当医院では、骨がなくなるのを防ぐために抜いたすぐその抜歯窩に骨補填剤を入れます。

ソケットプリザベーションとは、骨の吸収を防止するために、抜歯をしたその時に、抜歯窩に人工骨や骨補填材などを抜歯窩に入れて、骨の吸収を抑え凹みを予防する治療法のことを言います。

ソケットプリザベーションの術式は以下の通りになります。

①残せなくなった歯を丁寧に抜歯します。

②抜歯窩を清掃します。

③抜歯窩に人工骨や骨補填剤を挿入します。

④吸収性のコラーゲン製の膜を縫い合わせます。

⑤骨が出来てくるまでだいたい3か月待ちます。

骨補填剤を充填する際に当医院ではミノマイシンも一緒に充填しています。ミノマイシンはテトラサイクリン系の抗生物質で細菌のタンパク質合成を阻害して細菌の増殖を抑える働きがあります。抜歯窩に入れることによって細菌に感染することなく治癒できます。

骨補填剤は、顆粒状のものを扱っています。

顆粒状のものは血液の供給がしやすく、その結果骨も作り易くなるという特徴もあります。

骨が出来てくるまで大体3ヶ月かかります。3ヶ月後十分に骨が出来ているかレントゲンやCTで確認してから、インプラントの埋入手術やブリッジの型どりを行っていきます。

当医院では、「ここで治療をしてよかった」と満足してもらえるように質や治療法にこだわりを持って治療をしています。

また、院長は今まで数々の症例をこなしているので、きっと患者様のご希望にそえる治療ができるとおもいます。

インプラント治療をお考えの方、他院で抜歯診断を受けた方は、まず無料カウンセリングにお越しください

メールでも無料カウンセリングのご予約を承っています。→https://www.excellent-dental.com/appointment.htm

2022年11月3日

欠損補綴について


皆さんこんにちは!

さぶり歯科では、インプラント治療をご希望する方が数多くいらっしゃいます。

「前医院で抜歯といわれた。」「義歯にはしたくない」などの理由でインプラントを希望する方は多いです。

世の中に欠損補綴と言って、歯が無いところに被せ物を入れる方法は以下の3つです。

  • 義歯
  • ブリッジ
  • インプラント

があります。

 一般論として、3つのメリット、デメリットをまとめました。

当医院では、「健康な歯を削りたくない」という方が多いため、インプラントを選択する方が多いです。ただし、費用対効果をを考えてブリッジを第一選択として考える方もいらっしゃいます。

今回は、インプラントについてお話しします。

初診で来られた患者さんで、「周りの友達にインプラントは良くないと言われた」とおっしゃっている方が多いです。

インプラントにはたくさんの種類があり、インプラントに対する考え方や、治療方法は施術する医師によって変わります。

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当医院の院長は、ジンマー・バイオメット・デンタルの3iインプラントを扱っています。

3iインプラントは世界的にシェアされており、日本でも数多くの医師が扱っています。

インプラント治療を正確に行うことのできる歯科医は、全ての歯科医学を高度にマスターした、優秀な知識と技術を有する歯科医であることが最も重要な要素と言えます。

インプラントには、構造や、性質、素材など多数あり、歯科医師が行う治療法も様々な方法があります。

インプラントの価格がそれぞれの医院で違うのは、それが理由です。

安ければいい、早ければいい、というわけではないということです。

歯周病により、歯を失いインプラントが適応となる症例が大半です。全額的に歯周病の専門治療とインプラントを同時に行う歯科医がインプラントの専門家ということが言えます。

当医院の院長は、海外の学会などでも発表する歯周病の専門医です。さらに、世界トップシェアのインプラントを、30年間取り扱っており、数多くの症例をこなしてきました。高い技術と知識でインプラントを長く使ってもらうために、ベストな治療を提供できるように努めています。

当医院では、無料カウンセリングもございます。ご気軽にご相談ください。https://www.excellent-dental.com/appointment.htm

2022年10月28日

顎顔面・包括治療とは


こんにちは!さぶり歯科です。

今日は、顎顔面・包括治療についてお話させていただきます。

顎顔面・包括歯科治療とは,被せ物や矯正をして見た目を良くする審美性と、しっかり噛めるかなどの機能性の改善だけでなく、治療結果の永続性と安定性を追求する歯科診療システムです。

<どんな治療を行うのか?>

これは単に歯周病や歯列不正などのお口の中の問題だけではなく、頭蓋・顔面とのバランス、QOL(quality of life : 生活の質)までも治療することを目標とします。

 主な治療内容は、

1 歯周病の専門治療

2 インプラント及び骨増大術

 新しい矯正歯科治療システム

4 クラウン・ブリッジ等の精密補綴治療・咬合治療

この4つを組み合わせることにより、どんなに大きく崩壊した口腔内であっても、理想的な咬み咬み合わせや顎顔面・骨格構造を再構造を再構成して理想に近づけることを目標にする歯科診療システムです。

<どのようにして治療を進めていくのか?>

 診査・診断

  ⇩

 治療計画の立案とインフォームドコンセント

  ⇩

3 具体的治療の実践

  ⇩

4 リコールメインテナンスによる永続性と安定性の追求

という構成になっております。

<診断・治療計画とは?>

まずお口の中の総合的な診断ができていないと患者様一人一人に合った治療をすることができません。そこでまず第一段階として重要なのが精密検査です。

●精密検査の内容

1 歯周検査

2 口腔内写真

3 顔貌写真

4 口腔内模型

5 レントゲン

6 CT

以上の内容がすべて揃ってから顎顔面も踏まえた全額治療の診断・理想的な治療計画の立案(設計)を行います。

特にCTは、大学病院などで導入されているような高機能なものを扱っています。お口の中を立体的に写すだけでなく、特殊なソフトウェアも使って、3D顎顔面分析を行うことができます。

顎関節症の疑いがある方には、顎運動分析装置も使用するなど正確に治療計画を練ることができるような設備が整っています。

総合的に診断することのメリットは、今問題がある歯の根本的な問題を見つけることができます。例えば、顎関節症の疑いで来院された方は、ただ単に顎関節の異常を見つけるだけでなく、元々の歯列不正からきているのか、前医院でつけた補綴が不良できているのかなど、理由はたくさん考えられるのであらゆる方向から見て診断します。

今までの歯医者さんで一個の治療が終わってもまたすぐに別の歯が痛くなったりしていたちごっこのように何度も何度も歯医者に通っていた経験はございませんか?

それは、根本的な原因が解決されていなかったからかもしれないです。

精密検査で今お口の中で起こっているすべての問題を出すための総合的な検査をすることで、根本的な原因を解明でき、歯医者に頻繁に通わなくてよくなるかもしれないです。

精密検査後、院長が診療時間外におよそ4時間以上かけて一人一人に合った治療計画を練るので1~2週間お時間をいただきます。それから院長から直接、診断結果のお伝えするような形になります。

検査から1~2週間後検査データおよび治療内容や治療期間、お費用をお伝えさせていただきます。患者様が納得のいく治療ができるように院長と直接カウンセリングを行います。

当医院では、「現在歯科治療中であるがうまく治らない」「治療結果に満足できない」「他の歯医者を受診したが、うまく治せないと言われた」などを訴えて来院される患者様が多くいらっしゃいます。

お口の中を知ることは身体全体の健康を守りことにつながります。今のお口の中の状況を知ることでもっとQOL(生活の質)が向上するかもしれません。

当院では、無料カウンセリングもございますので是非ご相談ください。 ➡https://www.excellent-dental.com/appointment.htm